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つじのじつ話
自分らしく、あるがままの監督論

辻発彦/著
2023年 6月28日発売
BBM1050203
四六並製・260頁
定価  1,760円(税込)
ISBN:978-4-583-11574-0 C0075

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CONTENTS

    埼玉西武ライオンズを生まれ変わらせた我慢の采配に秘められた真実。
    波乱万丈の自身の野球人生を振り返りながら、読むと元気になる「85のじつ話」で構成した埼玉西武ライオンズ監督退任後、初の著書だ。
    2017年、前年まで3年連続Bクラスの埼玉西武ライオンズ監督に就任。相次ぐ主力選手の移籍を乗り越え、選手目線のコミュニケーション術と我慢の采配で、初年度から2位の後、リーグ連覇と鮮やかにチームを生まれ変わらせた。
    現役時代は西武ライオンズ黄金期の不動のセカンドであり、1993年には首位打者と攻守で活躍した。笑顔が多かった指揮官時代とは真逆だが、当時の異名は「笑わない男」。グラウンドでは試合でも練習でも、常に厳しい表情で妥協なきプレーを見せた。
    尋ねると、それは「鎧を着ていたから」だという。そして、その分厚い鎧を監督最終年の2022年には完全に脱ぎ捨て、野球を心の奥底から楽しんだ。
    「選手・辻発彦」は、なぜ分厚い鎧を着たのか、「監督・辻発彦」は、なぜその鎧を脱ぎ捨てることができたのか。
    ユニフォームを脱いだ笑顔の指揮官が明かす、自分らしく、あるがままの監督像を作り上げるまでと、これから。

    【目次】
    初めに
    第1章 つじのスタイル
    第2章 つじのコーチング
    第3章 つじのライオンズ監督時代
    第4章 つじの鎧
    第5章 つじの監督前
    最終章 つじのこれから
    おまけ企画 辻親子対談

    【著者紹介】
    辻発彦(つじ・はつひこ)
    1958年10月24日生まれ。佐賀県出身。佐賀東高から日本通運を経て、83年のドラフト会議で2位指名され、西武ライオンズに入団。黄金期のセカンドとしてチームに貢献し、三井ゴールデン・グラブ賞8回。ベストナイン5回。93年には首位打者にも輝く。96年ヤクルトスワローズに移籍し、99年で引退。その後、2年間ヤクルトスワローズでコーチをした後、2002年から04年は横浜ベイスターズコーチ。06年、WBCのコーチとして世界一に輝いた後、07年から11年、14年から16年と中日ドラゴンズでコーチ、二軍監督を務める。17年から埼玉西武ライオンズ監督となり、18、19年と連覇。22年限りで退任し、現在は野球評論家。選手時代の通算成績は1562試合、1462安打、56本塁打、510打点、242盗塁、打率.282

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