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脱パスサッカー論 〜発想の転換が日本を救う!

2014年5月24日
BBM1090172

定価  1,430円(税込)

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CONTENTS

【内容】
日本のサッカーが世界のトップ10入りを目指しながら足踏みをしている原因は何か。「パスサッカー」に対する認識がより深まり、「パスサッカー」とは異なる戦法についての理解も広がり、日本のサッカーの将来について考える、愛あるメッセージ。

【目次】
プロローグ
パスサッカーというイメージ
第1章 パスサッカーの心許なき実体 
1 ポゼッションが決定力を低下させている  
2 ポゼッションこそがブレーキを掛けている  
3 チャンス構築と勝利の実態
第2章 パスサッカーはなぜ私たちを惹きつけるのか  
1 より手数をかけた結果に感じる達成感  
2 リズムやテンポの変化が生む興奮  
3 創り上げていくプロセスへの自負
第3章 日本人のフットボールスピリットを探る  
1 蹴鞠の個人技とチームプレーの変遷  
2 チームプレーと即興を楽しむ心の源泉  
3 日本人と相性の良いリズムや空間
第4章 本当に日本人にはパスサッカーが合っているのか  
1 「日本人らしさ」という幻想  
2 パスの負の特徴と現代若者気質  
3 勝ちたいなら幻想は捨てて現実を見よ
エピローグ
パスサッカーの呪縛を解く

【著者プロフィール】
永井洋一(ながい・よういち)
1955年、横浜市生まれ。成城大学卒。スポー一ツジャーナリストとしてサッカーを中心に取材・執筆活動をする傍ら、CS放送イングランド・プレミアリーグの解説者として活躍中。スポーツ医学、スポーツ障害、トレーニング科学、スポーツ心理学などについても見識が深い。サッカーコーチとして指導歴38年。85年から88年には日産FC=現横浜F・マリノスでプロコ一チとして活動。現在はNPO港北FC(横浜市)の理事長として組織運営と指導に携わる。著書に『絶対サッカー主義宣言』『日本代表論』『ゴールのための論理』(以上、双葉社)、『スポーツは「良い子」を育てるか』(NHK生活人新書)、『少年スポーツダメな指導者バカな親』『日本のサッカーはなぜシュートが決まらないのか1?』(以上、合同出版)、『賢いスポーツ少年を育てる』『カウンターアタック・返し技、反撃の戦略思考』(以上、大修館書店)、『少年スポーツ、ダメな大人が子供をつぶす』(朝日新書)など。

四六判・232頁
ISBN 978-4-583-10707-3 C0075

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