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百年構想のある風景 〜スポーツ文化が国の成り立ちを変える〜

2014年7月16日
BBM1610034

定価  1,650円(税込)

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CONTENTS

豊かなスポーツ文化とは、地元愛が日常生活の中に表現された個の豊かさとは、地域のシンボルや誇りとして進化する新しいスタジアム像とは・・・・・。先進地ドイツでの生活体験を交え、スポーツ文化と生きる市民の姿を紹介する。示唆に富んだ話の中に、日本が「スポーツで、もっと幸せな国」になるヒントがたくさん隠されている日本サッカー協会チェアマン 川淵三郎Jリーグが目指す、スポーツと地域の絆を紡ぎだす珠玉のコラムJリーグチェアマン 村井満

【著者のコメント】
今日、日本が経済大国から成熟した生活大国へと進化するために。そこで失われてきた視点は、自分が国民である意識の前に、『市民』であること、「個の自立」ではないだろうか。とりわけ、暮らす街への愛情や誇りを醸成する地域に根差したスポーツ文化には、個の力によって閉塞感漂う社会を変えていく力がある。それを、この本で伝えたい。傍士銑太

【目次】
第1章 百年構想がある風景
第2章 スポーツ文化と生きる
第3章 欧州にみる原風景
第4章 スタジアムの未来
第5章 国の成り立ちを変える
第6章 東京五輪──祭りのあと
第7章 街道をゆく

【著者プロフィール】
傍士銑太(ほうじ・せんた)
元Jリーグ理事。1955年高知市生まれ。土佐高校、慶応義塾大学卒業後、80年日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。専ら地域開発業務の他、85、86年経済企画庁にて経済白書執筆を担当。98年春から3年間フランクフルトに駐在し、欧州のスポーツ文化を体感した。帰国後、岡山事務所長、地域企画部審議役、(財)日本経済研究所専務理事を経て、現在は(株)kンシスト取締役常務執行委員、地域デザイナー。1993年Jリーグ開幕後に「ホームタウン推進に関する研究会」メンバーとして参画し、2006年より2014年までJリーグ理事として準加盟クラブの育成のアドバイザーやスタジアムプロジェクトのリーダーを務めた。1998年から日本サッカー協会国際委員。2005年より慶応義塾大学大学院スポーツマネジメント専修非常勤講師。著書に「都市のルネッサンスを求めて」(宇沢弘文氏共著:東大出版会2003年)。自動車・原付の「ご当地ナンバー」の提唱・推進者。

四六判・224頁
ISBN978-4-583-10745-5 C0075

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