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スポーツ医・科学の
立場から考える
野球技術の大原則

伊藤博一/著
2023年10月 3日発売
BBM1040278
A5判並製・128頁
定価  1,760円(税込)
ISBN:978-4-583-11638-9 C2075

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CONTENTS

    月刊『ベースボール・クリニック』の「学童野球の監督・コーチ必見! 野球博士いとう先生による投球・捕球動作の解説 シンプルに考え本質をとらえる」の好評連載を大幅に加筆修正。さまざまな野球理論があるなかで、医科学的角度から検証し、最終的に簡潔な指導言語で読者にわかりやすく野球の基本を伝えます。

    【目次】
    推薦の辞 公益財団法人 全日本軟式野球連盟 専務理事 小林三郎

    はじめに

    第1章 投球動作の“質”を高める
    第1節 投球動作をステップ動作から見直す
    第2節 ヒザの“割れ”を防いで上手に股関節を使う
    第3節 上肢の振り動作を多面的にとらえる
    第4節 親指の“内側の角”でボールを持って前腕を回内する
    第5節 真下投げをやってみよう!
    第6節 “メンコ遊び”上達のための指導ポイント
    第7節 肩・ヒジ関節の痛みを隠す選手たち
    第8節 真下投げで肩・ヒジ関節の痛みは軽減・消失する
    第9節 真下投げから次の展開

    第2章 投球の“量”を知る
    第1節 徳島県から始まった投球数制限のルール化
    第2節 投球数制限の至適範囲を定める
    第3節 適正な登板間隔とは?
    第4節 中3日の登板間隔では不十分か?
    第5節 スローボールの活用
    第6節 学童野球公式戦で投じられているスローボールの特性
    第7節 効果的なスローボールはどのようにして投げるのか?

    第3章 野球の基本練習を見直す
    第1節 捕球動作を見直す
    第2節 バットスイングを見直す
    第3節 野球の基本練習BIG3

    感謝の言葉

    あとがき

    【著者紹介】
    伊藤博一(いとう・ひろかず)/著者
    帝京平成大学人文社会学部 経営学科トレーナー・スポーツ経営コース教授
    1974年生まれ、秋田県出身。秋田南高-日体大-日体大院 修了。博士(体育科学)。東京大学大学院総合文化研究科身体運動科学研究室助教を経て、現在は帝京平成大学人文社会学部経営学科トレーナー・スポーツ経営コース教授。投球動作や捕球動作に関する学術論文を数多く発表し、日本臨床スポーツ医学会において学会賞(整形外科領域)を2度受賞。2019~2020年まで日本オリンピック委員会強化スタッフ(医・科学、軟式野球)、21年より全日本軟式野球連盟 医・科学委員。22年より日本スポーツ協会認定コーチデベロッパーを務める。

    渡曾公治(わたらい・こうじ)/監修
    帝京科学大学医学教育センター特任教授
    1947年生まれ。静岡県清水市(現・静岡市)出身。東京大学医学部医学科を卒業し、整形外科医としてスポーツ医学を研修。84年のロサンゼルス五輪ではチームドクターを務める。88年より東京大学にて研究活動に力を注ぎ、東大生にスポーツ医学の講義や実技指導を行う。東京大学教養学部保健体育科助教授、同大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系身体運動科学研究室助教授、同准教授を歴任。帝京平成大学大学院健康科学研究科およびヒューマンライフ学部鍼灸学科教授を経て、現在は帝京科学大学医学教育センター特任教授。日本臨床スポーツ医学会名誉会員、日本ウエイトリフティング協会科学部委員、日本ロコモティブシンドローム研究会委員など、多くの公職にも就く。

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