配球の基本から相手のタイプ別攻略法、試合展開の考え方まで幅広く解説。次の展開をイメージできる戦術の新しい教科書!
現役時代は1992年のバルセロナオリンピック野球日本代表の主将として出場し、銅メダルを獲得。指導者として名門・東芝の監督を務めるなど、豊富な経験を持つ筆者が、戦術を徹底解説する。捕手の視点から打者を攻略するための攻め方、フォーメーションなど、3Dグラフィックを用いた図で詳細を伝える。初級者から上級者まで、すべてのプレーヤー・コーチ必携の一冊!
【目次】
はじめに
本書の使い方
第1章頭に入れておきたい基本事項
正しいストライクゾーンを知る/配球を考える①~④/ボールカウントの考え方①~⑫ ほか
第2章打者を打ち取る
打者を見るポイント①~④/打ち取り方の組み合わせ①~④/投手を育てる ほか
第3章投手を攻略する
投手を打ち崩すイメージ/投手との対戦を考える①~⑧/攻撃の戦術①~⑩ ほか
第4章さまざまな状況判断
ケースにおける考え方①~⑧/守備側の戦術①~⑨/試合運び①~⑩ ほか
【著者紹介】
高見泰範(たかみ・やすのり)
1964年生まれ。羽鳥北高—愛知工業大—東芝。捕手として愛知大学リーグでベストナイン2度獲得。85年のドラフト会議で阪急から5位指名を受けるが東芝へ。88年の都市対抗では橋戸賞を受賞。89年のアジア選手権、インターコンチネンタルカップで日本代表として活躍。92年バルセロナ五輪では主将として全試合に先発出場し、銅メダル獲得に貢献した。93年からコーチ兼任となり98年より東芝のコーチ専任。2001年から06年までは監督を務めた。全日本アマチュア野球連盟技術情報部特別委員。