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奇跡なんて、起きない。 フィギュアスケートマガジン取材記2015-2019
山口真一/著
2019年11月27日発売
BBM1430037
四六判・368頁
定価  1,760円(税込)
ISBN:978-4-583-11252-7 C0075

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CONTENTS

    編集記者として、羽生結弦選手を追い続けてきた山口真一記者による『フィギュアスケートマガジン取材記』。
    フィギュアスケートの取材経験ゼロだった記者が、試行錯誤しながらこの専門誌をどう育てていったのか––– 羽生結弦選手とファンから学び、誌面を作り上げていった奮闘の日々を綴った一冊。

    【目次】
    第1章…業界最後発からのスタート。
    【2015国別対抗戦 2014-2015シーズンファイナル号】
    「フィギュアスケートの取材ってどうすりゃいいの」 
    初めての現場取材で知った、フィギュアスケートの華やかさ
    「場合によっては休刊」。マガジン最初の試練。

    第2章…やるなら、徹底的にやる。
    【2015NHK杯 2015-2016グランプリスペシャル号】

    長野・NHK杯で受けた「衝撃」。
    会見を完全に再現すれば、珠玉のインタビューになる!

    第3章…読者の代わりに会場へ。それが「マガジン」の役目。
    【2016NHK杯 2016-2017グランプリスペシャル号】
    言葉だけでなく、彼のすべてを残そう。
    仮想読者「美津代」の誕生。
    ファンと雑誌も「伴走者」。
    「羽生結弦とは」。トロントでジャーナリストと語り合ったこと。
    冬の札幌で感じた、新時代の始まり。

    第4章…聞こえてきた平昌への鼓動。
    【2017ヘルシンキ世界選手権 2016-2017シーズンファイナル号】
    「旅は道連れ」。毛受カメラマンとの邂逅。
    奇跡ではなく、必然だった逆転劇。

    第5章…五輪V2へのカウントダウン。
    【2017年8月 2017-2018プレシーズン号】
    YとM、初めて「聖なる場所」へ。
    高まる期待と、まさかの事態。
    「マガジン」として、できることは何なのか。

    第6章…彼は叫び、世界は叫んだ。
    【2018年2月平昌オリンピック男子特集号】
    いざ平昌、「最初で最後」の五輪取材へ。
    仁川空港ロビーがパニック!羽生、ついに姿を見せる。
    羽生が口にしたファンへの感謝。
    1位発進のSP。それでも彼は冷静だった。
    2大会連続優勝。奇跡に限りなく近い「必然」。
    メダルから一夜明けの笑顔に見た「変化」。
    マガジン最大のピンチ。発売日に間に合わない?
     
    第7章…まだ見ぬ場所へ、新しい旅に出よう。
    【2019年3月世界選手権特集号】
    一緒に走ってきたファンとのお別れ。
    「好きで続けたなら、それをやめてどうすんの」
    意外な展開。「マガジン」をもう一度。
    羽生結弦に見た「変化」と「不変」。
    旅に出なければ、わからないことがある。

    フィギュアスケート・マガジン
    創刊~2019年9月発売号全表紙
    おわりに

    【著者より】
    「経験も知識もない『最後発』フィギュアスケート誌の創刊から現在までを凝縮した取材記がここに。大切な意味を持つあの大会の「完全収録」再録と合わせ、プレス席とプレスルーム周辺で起こった出来事を綴りました。
    恥をかき、ズッコケながらつくり続けた「マガジン」の歴史を冬の一日、リラックスした気持ちでお楽しみください」

    【著者紹介】
    山口 真一(やまぐち・しんいち)
    1967年3月29日生まれ。埼玉県出身。大阪芸術大学アイスホッケー部でセンターフォワードとしてプレー。新聞社運動記者、フリーライターを経てベースボール・マガジン社に入社。2015年から「フィギュアスケート・マガジン」の編集記者となり、18年3月に退社。
    現在はアイスホッケー『東京ブルーナイツ』を運営するアイススポーツジャパン代表を務める傍ら、再び「フィギュアスケート・マガジン」、「アイスホッケー・マガジン」の編集に携わる。

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