「東京2020」といわれた、2020年開催予定のオリンピック・パラリンピック東京大会は、2019年末にはじまった新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって1年延期され、2021年7月23日、8月24日にそれぞれ開会しました。東京でのオリンピック・パラリンピック開催は、1964年以来57年ぶりの2度目。日本からは、史上最多となる583人、254人の選手団が参加しました。
ところが、開会前から、東京には緊急事態宣言がしかれていました(緊急事態宣言下のオリパラははじめて)。国立競技場でおこなわれた開会式や閉会式をはじめ、ほとんどの競技が無観客での開催。「開催反対」の声が、オリンピックの競技がはじまってからも続いていました。
そうしたなかで、日本代表選手たちは大活躍。オリンピックでは金27個、銀14個、銅17個で、金メダル獲得数も、金銀銅合計メダル獲得数も史上最多です。パラリンピックでのメダル獲得数も、合計51個と史上2番目です。
この本は、その「東京2020」の金メダリスト全員について、メダル獲得の「瞬間」やそれまでの「歩み」を紹介します。過去の金メダリストたちもたくさん紹介しますよ。
【目次】
・オリンピック・東京2020 日本の金メダリスト25人(組)
・パラリンピック・東京2020 日本の金メダリスト11人(組)
・2016年までの夏季オリンピック 日本の金メダリスト45人(組)
・2016年までの夏季パラリンピック 日本の金メダリスト8人(組)
・知っておきたい! オリンピック・東京2020 日本の快挙とアーバンスポーツ
・知っておきたい! パラリンピック・東京2020 ダイバーシティ
・パラリンピックの参加選手とクラス分け
・地図で見る夏季オリンピック・パラリンピック一覧
・日本の夏季オリパラ金メダリスト全リスト