【内容】
2002年日韓ワールドカップのベルギー戦で歴史的なゴールを挙げた鈴木隆行がJリーグに復帰。さまざまな思いが頭をよぎり、「引退も考えた」と語る中、生まれ育った水戸ホーリーホックへ加入を決断した。己の信念を貫くベテランが、これまで詳しく語られることがなかった過去から現在までを語り尽くす。

【特典DVD付き】
記憶に残るJリーグのダイジェスト、本書の撮影風景メイキング

【著者のコメント】
自分には難しいと気づいても、やらなければいけないときがある。トップフォームには戻らないと分かっていても、やり続けなければいけない。ただ、ここで頑張ったら、感動を与えることができるかもしれないし、ガムシャラにプレーし続ければ自分にも喜びがあり、何か得るものがあると思う。(本書より)

【著者プロフィール】
鈴木隆行(すずき・たかゆき)
1976年6月5日生まれ、茨城県出身。日立工高卒業後の95年に鹿島に加入。97年にブラジルのCFZにレンタル移籍後、98年に鹿島に復帰。その後、市原、川崎へのレンタル移籍を経験するも、2000年途中に鹿島に復帰し、史上初の三冠に大きく貢献した。その後は海外と日本のクラブを渡り歩き、ベルギー、セルビア、アメリカなどでプレー。2011年から水戸に所属し、多くのゴールを挙げる活躍を見せている。日本代表では55試合11得点の記録を残し、2002年の日韓共催のワールドカップのベルギー戦でのゴールは語り草となっている。182、75kg。

A5判・64ページ+DVD
ISBN978-4-583-10654-0 C0075