CONTENTS

発想の転換と独自のトレーニング法を用いて、一人一人の個性を最大限に生かすテニスを目指した今までにないユニークなテニス教本です。特に、1つ1つの細かな技術よりもむしろ戦術・戦略に焦点を絞り、1ポイントを取るために必要なコツをわかりやすく解説してあります。ゲームメイクに役立つ内容が満載です。

【目次】
序章 学ぶことを止めればもっとテニスは上手くなる
1章 これがテニス上達の秘訣!
2章 「一球入魂」の原点に戻ることの大切さ
3章 ゲームマネジメントの達人になってライバルを打ち負かそう
4章 ダブルスの達人になる秘訣を伝授しよう
5章 シングルスの達人になる秘訣を伝授しよう
6章 ゲームを洗練させるための具体策
7章 テニスの上達を実現するメンタルスキルをマスターしよう

【著者プロフィール】
児玉光雄(こだま・みつお)
1947年、兵庫県生まれ。京都大学工学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び、工学修士号取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事する。大学時代テニスプレーヤーとして全日本学生選手権シングルスでベスト8。その年全日本選手権にも出場。また1970年大阪毎日選手権で当時の全日本ランク1位だった小林功選手を破っている。独立後プロテニスコーチとして15年以上にわたり関西のトップジュニアを指導。当時日本ではまだ馴染みの薄かったトップスピン打法を積極的に提唱し、注目を浴びる。現在、臨床スポーツ心理学者として、女子プロゴルファーを中心に数多くのトップアスリーツのメンタルカウンセラーを務めている。専門は臨床スポーツの心理学、体育方法学。鹿屋体育大学教授、日本体育学会会員、日本スポーツ心理学会会員、日本テニス学会会員。主な著書に、ベストセラーになった『イチロー思考-孤高を貫き、成功つかむ77の工夫』(東邦出版)、『イチロー式モチベーション革命』『石川遼に学ぶメンタルゴルフ革命』(ともにベールボール・マガジン社)など、130冊以上。

四六判・192ページ
ISBN978-4-583-10542-0 C0075