ベースボールマガジン社

ホーム > ラグビー > 書籍

紺の誇り
負けない準備の大切さ

湯浅大智/著
2024年 6月 4日発売
BBM1140089
四六判並製200頁
定価  1,760円(税込)
ISBN:978-4-583-11650-1 C2075

  • amazon.co.jpで買う
  • カート

CONTENTS

    「ラグビーの教え方、プレーの方法に正解はないし、私の考え方も変わり続けている」。
    高校ラグビー界を代表する名将が綴った初の自著。
    オリジナリティーあふれる育成術で、成績だけでなく、人間としても魅力的な生徒を数多く輩出している、その魅力に迫りました。4度の全国制覇はいかにしてなされたのか。
    著者の試行錯誤の記録が一冊に。必読です!

    【CONTENTS】
    プロローグ
    第1章 強化の礎は「べき論」
    負けるチームに多い選手たちの「会話」
    土井先生の指導の変化
    経験のみを伝えたコーチ1年目
    〝東福岡3連覇時代〟の気づき
    指導者としての成長に影響を与えた3人の先輩監督
    前任者の真似をしただけの監督1年目
    選手との距離感への戸惑い
    選手に恵まれた監督3年目

    第2章 垂直から水平方向の指導へ
    退部者10人のなぜ?
    3人リーダー制の導入
    選手のよいところを探す指導に
    複雑に考えすぎた敗戦
    教員から勝負師へ
    大きな勘違い

    第3章 試合中のノーサイド
    感謝の晩御飯
    コロナ禍での全国大会
    18分のロスタイム
    友情の証、東福岡高から届いた記念Tシャツ

    第4章 ラグビーをプレーする
    チームのゆるみを感じた小さな出来事
    遊び心を持って戦えばよい結果が生まれる
    〝論文〟が勝利につながる
    仰星の栄光も無念さも見てきた選手たち
    監督就任9年目で4回目の優勝
    勝ち切るチームを作る上で大事なこと

    第5章 26年ぶりの敗退
    2023年1月29日の決意
    心を震わせるゲームをやろう
    結束を強めた自衛隊合宿
    年間を通した強化の進め方
    御所実業との実戦的キッキングゲーム
    チーム作りが遅れた2023年度
    全国大会大阪府予選を勝つチーム作り
    強豪、桐蔭学園に準々決勝で敗北
    満足したら成長はない
    高校は負けで終わりではない
    その日の価値を決めるのは自分
    大きな存在だった二人のマネジャー

    第6章 仰星プライド
    紺の誇り
    勝利至上主義について考える
    負けない準備をすることの大事さ
    選手選考をどう考えるか
    私の組織作りの原点
    恩人・和泉武雄さんの言葉
    ボールの争奪にこだわる
    記録に残るよりも記憶に残るチームに
    真剣勝負での差「己を知る」
    すべての出来事はラグビーに生かすことができる
    一つのチームとして大事なこと

    エピローグ

    【著者紹介】
    湯浅大智(ゆあさ・だいち)
    1981年9月8日生まれ。大阪府出身。大阪市立中野中学1年生の時からラグビーを始め、東海大学付属大阪仰星高等学校進学後は、キャプテンとして第79回全国高校大会(1999年度)で初優勝を果たした。東海大ラグビー部ではバイスキャプテン。2004年、母校の保健体育教師となり、9年間ラグビー部のコーチを務め、第86回全国高校大会(2006年度)で優勝を経験した。2013年春から監督の座に就くと、その年の第93回全国高校大会(2013年度)で監督として初の日本一にチームを導いた。以来、『花園』での監督としての優勝回数は、95回(2015年度)、97回(2017年度)101回(2021年度)を含め4回を数える。現役時代のポジションはフランカー。大の料理好きで、「ラグビーと料理には共通点がある」と考えている。

おすすめ商品