ベースボールマガジン社

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オリオンズ さすらいの旅路
1950年~1991年
激動の時代を生きた
男たちの光と影

ベースボールマガジン編集部/編 髙橋大司/著
2022年 5月 2日発売
BBM1020092
四六並製・232頁
定価  1,870円(税込)
ISBN:978-4-583-11456-9 C0075

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CONTENTS

    「球団ドラマシリーズ」の第1弾。綿密な取材と読み応えのある内容で多くの野球ファンに支持を集める月刊ベースボールマガジン。その中でも特に読者人気が高かった『オリオンズ さすらいの記録』『ロッテオリオンズ 川崎郷愁』2冊の内容を軸に、新たに大幅加筆を加えたのが本書。1950年に毎日オリオンズとして産声を上げるも、大映との合併球団、ロッテが親会社になってからは本拠地を失って長く流浪の旅を歩んだジプシー球団。揺れ動く激動の時代に翻弄されながらも、最後まで熱く戦い続けた男たちの記憶を辿った1冊。

    【目次】

    プロローグ  2リーグ分立と毎日新聞の目論見

           2リーグ分裂への引き金

           交錯する思惑

           根深い遺恨と暗い影

    第1章    オリオンズ誕生と1950年のリーグ制覇

           寄せ集め集団の快進撃

           歓喜の胴上げへ

           松竹と日本一を懸けた戦い

    第2章    大毎ミサイル打線の記憶

           波紋を呼んだ平和台事件

           球界再編と永田雅一の野望

           「ミサイル打線」が本格稼働

           10年ぶり2度目のリーグV

           屈辱の4タテで深まる確執

    第3章    永田雅一オーナーの栄枯盛衰と東京スタジアム

           「金も出すが、口も出す」

           新球場の建設に着手

           例のない画期的なトレード

           自転車操業の球団経営

    第4章    金田正一監督の改革と日本一の美酒

           実質的な本拠地は宮城球場

           さすらいの旅へ

           遺恨試合を演出

           後期優勝が決まった夜

           24年ぶりの日本一奪還

           歓喜に包まれた優勝パレード

    第5章    オリオンズの終焉

           日本一チームの凋落

           ジプシー球団からの脱却

           「新ミサイル打線」を形成

           選手泣かせだった川崎球場

           希望となった「サンデー兆治」

           三冠王・落合博満という男

    エピローグ  流浪の果てに

           落合の発言と世紀の大トレード

           金田正一監督が12年ぶりに復帰

           オリオンズからマリーンズへ

    DATA BOX  1950-1991 オリオンズ年度別成績

    【著者紹介】

    髙橋 大司(たかはし・たいじ)

     1961年生まれ。早大卒業後、報知新聞社に入社。巨人、ロッテなどプロ野球、Jリーグなどを担当しデスク、静岡支局長などを歴任。現在は編集局編成部に所属。中大大学院修了(MBA)し2021年から文教大学非常勤講師。

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