CONTENTS

中学校体育の剣道指導と
外傷・障害、事故予防のポイント
必修化となった武道の授業での必携書


平成24(2012)年度から、学校指導要領の改訂により中学校保健体育において、武道・ダンスが必修化されたこともあり、武道の外傷・障害、事故について、しばしば報道されているようになりました。
そこで、スポーツ医学に携わる整形外科医が中心となって、武道に伴う外傷・障害、事故の予防を図るための教育啓発図書を企画。大切なことをわかりやすく表現すること、正しいやり方と間違ったやり方をイラスト・写真等で示すこと、学校教育現場の視点を基本とすることなどを念頭において内容を吟味し、編集にしました。
本書が学校・教育現場で活用され、より安全でより合理的な柔道の指導・実践が普及し、一つでも多くの剣道に伴う外傷・障害、事故を減らすことができ、全国の生徒たちの心身の健全な成長・発達に寄与することを切に願います。なお、同シリーズで、「柔道」も発売中です。


【CONTENTS】
第 1 章　中学校での武道必修化に伴う安全管理
第 2 章　剣道の競技特性と指導・教育の基本
第 3 章　 剣道に伴う外傷・障害の特徴と予防のポイント
第 4 章　中学校剣道における禁止事項
第 5 章　中学校剣道指導の安全対策
第 6 章　 判例から見る中学校剣道活動中の事故の特徴と予防への課題




B5判並製・224頁　定価(本体3,700円+税)
ISBN978-4-583-10980-0　C2075