CONTENTS

「道徳」が正式科目へ。道徳の教科化に備え、道徳教育のテーマの中から、どこの学校でもどの家庭でも、重要かつ頻出するテーマを4つ選んで刊行していくシリーズが「香山リカ監修・こころの教育4大テーマ」です。シリーズ第2巻では「からだの障がい」をテーマに、バリアフリーを理解する「こころ」の教育について描かれています。　だれでもくるまいすをおしたり、手伝ったりすることはできるし、くるまいすに乗っている人たちが感じているいろいろな不便や不自由は、ほかの人たちも理解することができるはず。では、どうやって理解すればいいのでしょう?　まずは、この本を読んでみてください。　　(監修者の「はじめに」より)

監修/香山 リカ
1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業、精神科医、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。専門は精神病理学。豊富な臨床経験を生かして、現代人の心の問題を中心にさまざまなメディアで発言をおこなっている。著書に『幸福の胸のウチ』(東京書籍)、『ココロの美容液』(文藝春秋)、『できることを少しずつ 香山リカの目』(毎日新聞社)など多数。 作/タナカ ヒロシ1956年東京都生まれ。編集者でありながら、「伝える絵本」をテーマに創作活動をおこなっている。作品は『しらんぷりじゃない』、『まねっこどうぶつえん』など多数。「子どもが安全にくらすために読む絵本」シリーズ(ベースボール・マガジン社)では、全巻の文を担当している。絵/荒賀 賢二1973年埼玉県生まれ。内装デザイン会社、児童書デザイン会社を経て、2001年からフリーのイラストレーターに。「電気にいちばんわかる本」全5巻(ポプラ社)、「政治かんたん解説」上下巻(フレーベル館)、「日本語力をきたえることばあそび」第2巻(フレーベル館)、絵本『よういどん』(少年写真新聞社)など、挿絵や絵本を中心に活躍。

A4変判・24頁
ISBN978-4-583-10647-2　C8736