CONTENTS

「プロ野球 球団ドラマシリーズ」の第6弾! 今回登場する球団は、鮮烈な記憶と確かな足跡を残した「近鉄バファローズ」。大阪で誕生し、決して強くはなかったが個性にあふれ、多くのファンに愛され続けた。10.19の悲劇、無念を晴らす2年がかりの栄冠、3連勝4連敗を喫した日本シリーズ、空前のトルネード旋風を巻き起こした野茂英雄の台頭まで。魔術師・仰木彬が監督を務めた、天国と地獄を味わった激動の1988年~1992年の筋書きのない人間ドラマと「真実」を関係者の声を織り交ぜながら紡ぐ。

【CONTENTS】
プロローグ
第1章　猛追
第2章　悲劇
第3章　奇跡
第4章　魔術
第5章　痛恨
第6章　希望
第7章　阿波野秀幸インタビュー
エピローグ
近鉄バファローズ年度別成績(1988年～1992年)&主な参考文献

【著者紹介】
安藤宏樹(あんどう・ひろき) 
1962年生まれ、愛知県出身。日刊スポーツ新聞西日本記者。1988年、89年は近鉄バファローズ担当。野球部部長、編集局次長などを経て、現場で取材活動を続ける。