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サッカー日本代表
W杯で勝つための監督論
徹底対談
代表監督に必要な資質とは?

山本昌邦 武智幸徳/著
2023年 5月 2日発売
BBM1090158
四六並製・336頁
定価  1,980円(税込)
ISBN:978-4-583-11601-3 C0075

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CONTENTS

  • 日本中が興奮した2022年サッカーワールドカップ。同大会では選手の活躍だけでなく、森保一監督の采配にも注目が寄せられた。同書では、森保監督はじめ歴代の代表監督にスポットをあて、采配、そして個性あふれた戦術を振り返る。「森保監督の2カテゴリー1チームというトライ…東京五輪代表とA代表を兼任したメリットとデメリット」「岡田武史流チームビルディング…危機的状況からいかにチームは前進させたか?」「イビチャ・オシムが見せたサッカーの特徴と日本化の意味」などなど、ユニークかつ奥深い視点で深ぼりした経験豊富な解説者と記者による本音対談集。

    【目次】

    序に変えて「最後のご奉公」

    第1章 森保一 ~積み上げと聞く力と戦術、戦略の勝利~

    第2章 ハンス・オフト ~W杯出場前夜、礎を築く~

    第3章 岡田武史(第1期) ~苦しみの先に待っていた歓喜~

    第4章 フィリップ・トルシエ ~確かな準備で迎えた自国開催~

    第5章 ジーコ ~自由主義と海外組重視と~

    第6章 イビチャ・オシム ~日本に蔓延るステイ主義への警告~

    第7章 岡田武史(第2期) ~ブレることにブレない強さ~

    第8章 アルベルト・ザッケローニ ~最後の最後で弾け飛んだ夢~

    第9章 ハビエル・アギーレ ヴァイッド・ハリルホジッチ ~八百長疑惑と関係崩壊で2度起きた監督交代~

    第10章 西野朗 ~日本人監督ならではの選択と日本人離れした選択~

    【著者】
    山本 昌邦 (やまもと まさくに)
    1958年4月4日生まれ、静岡県沼津市出身。国士舘大卒業後、81年にヤマハ発動機株式会社サッカー部に入団。現役時代のポジションはDF。冷静な判断と鋭いタックルを武器にユース代表、ユニバーシアード代表、日本代表と各世代で日の丸を背負う。87年に29歳で現役を引退し、指導者の道に進むと、ヤマハ発動機のコーチ、97年のワールドユースの監督、ジュビロ磐田のコーチを務めたのち、日本代表コーチとしてフィリップ・トルシエ氏を支え、2002年W杯でベスト16の成績を残す。大会後にはアテネ五輪代表監督に就任し、本大会出場に導く。04年11月からは古巣・磐田の監督も務めた。長くサッカー解説者としても活躍し、2023年2月に日本サッカー協会のナショナル・ダイレクターに就任した。

    武智 幸徳 (たけち ゆきのり)
    1961年生まれ、兵庫県出身。早大卒。1984年、日本経済新聞社に入社し、運動部に配属される。以後、ほぼ一貫してサッカーを担当するとともに、アマチュアスポーツ、ボクシング、大相撲、プロ野球なども担当。アジア大会(90年北京、94年広島)やオリンピック(92年バルセロナ)などの国際大会も取材し、FIFAワールドカップは90年のイタリア大会から現地に足を運んでいる。2022年のカタール大会では8大会以上の取材者としてAIPS(国際スポーツ記者協会)より表彰を受けた。運動部次長、部長を経て、現代は総合解説センター編集委員。山本昌邦氏との共著に『深読みサッカー論』『サッカー教養講座』がある。またラジオNIKKEIでサッカー人を深堀りする『武智幸徳のピッチの空耳』のパーソナリティーを担当。

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