CONTENTS

野球のセンスを科学で磨け!
野球科学研究の第一人者が技術と体力に鋭く切り込む!


2016年10月発行の同タイトル「ピッチング&フィールディング」に続く第2弾です。
本書は、野球における「打撃」と「走塁」を細かく分析。
豊富な研究資料を基に、野球上達のヒントを科学的に考察します。
指導者、プレーヤー必読のテキストです。


【CONTENTS】
■第1部　バッティングの科学
～地面反力を科学する～打撃時に地面を押す力
～身体の回転を科学する～腰の回転による体幹の捻り
～腕の動きを科学する～引き腕と押し腕の役割
～グリップを科学する～左右の手からの力とグリップ位置
～バットの動きを科学する～振り出しからインパクトまでのバットの動き
～バットスイングを科学する～バットスイング能力の測定と評価
～流し打ちを科学する～流し打ちでのコースと高さの処理
～高め・低めのボールへの対応を科学する～打撃ポイントへの高さへの対応
～子どもの打撃動作を科学する～少年野球選手の打撃動作
～投球判断を科学する～投球判断とバットスイング
～選球眼を科学する～球種予測能力と知覚トレーニング
～ボールを見る目を科学する～打撃と眼球運動、視力、利き目
～目のトレーニングを科学する～視る機能を高めるトレーニング
～練習スイングを科学する～素振り、ティー、トスバッティング
～バットを科学する～バットの特性とスイングスピード
～打撃を科学する～打球の飛距離への影響
～筋トレを科学する～合理的な筋力トレーニング
～練習の仕方を科学する～複合トレーニングと変動練習
～ヘッドスピードを科学する～ヘッドスピードを速くするトレーニング
～身体づくりを科学する～コンディションを維持するためのトレーニング


■第2部　ベースランニングの科学
～反応と動きの速さを科学する～スピードの捉え方と測定方法
～走り方を科学する～速く走るための動作
～走塁のコツを科学する～走者の動作分析
～ベースの蹴り方を科学する～疾走動作と疾走のコース
～状況判断を科学する～進塁の状況判断能力


【著者プロフィール】
平野裕一(ひらの・ゆういち)
1953年、東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科・助教授、国立スポーツ科学センター・副センター長を経て、現在は法政大学スポーツ健康学部・教授。1980年〜82年、1990年11月〜96年の2度にわたり東京大学硬式野球部の監督として指揮を執った。2013年からは全日本野球協会・選手強化委員会医科学部会員を務める。




四六判並製・191頁　定価(本体1,500円+税)
ISBN978-4-583-11056-1　C1075