CONTENTS

THE SCIENCE IN BASEBALL
PITCHING AND FIELDING
野球インテリジェンスを鍛えよ!
野球科学研究の第一人者が
技術と体力に鋭く切り込む!


かつて多くの野球指導者たちが愛読した、村上豊氏の『科学する野球』から30年以上が経過した野球界に、その流れを受け継ぐ名著が誕生しました。
元東大野球部監督で野球科学のスペシャリストである平野裕一教授が、専門分野からの鋭い視点で野球の「ピッチング」と「フィールディング」を考察。さまざまなイラストや図解を入れながら、分かりやすく解説します。


【CONTENTS】
≪第1部　ピッチングの科学≫
体幹を支える踏み出し脚/脚の踏み出し時の体幹の捻り/体幹の回転と腕の捻り/投球動作のタイプ別の特徴/腕の振りとコントロール/指の反動動作/脚と腕のマッチング/遠投とスピード・トレーニング/熟達した指導者が着目する投球動作/ボールの回転軸の向きと回転数/投球数の増加と投球スピードの低下/視覚情報の獲得とグラブハンドの動作/子どもと女性の投球動作/子ども肩、肘の障害予防と対処/現状把握と目標設定/野球選手のからだつきの特徴/高強度・短時間の間欠的運動/投げた後の身体の手入れ/様々な観点からの投手の能力評価/野球指導者の責務
≪第2部　フィールディングの科学≫
　ゴロへのスタートから捕球して送球/送球を考えた捕球動作/早く正確な送球のための守備練習/前後のフライの判断/投捕共同での盗塁阻止


【著者プロフィール】
平野裕一(ひらの・ゆういち)
1953年、東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科・助教授、国立スポーツ科学センター・副センター長を経て、現在、法政大学スポーツ健康学部・教授。1980年〜82年、1990年11月〜96年の2度にわたり東京大学硬式野球部監督。2013年から全日本野球協会・選手強化委員会医科学部会員。




四六判並製/192頁
ISBN978-4-583-11055-4　C1075