CONTENTS

【内容】
近年、脳の研究がさかんになってくるにつれて、気力を、体力にふくめて考えるようになりました。なぜなら、運動能力も気力も、脳と深く関係していることがわかったからです。
人間のからだのなかには、いろいろな器官や臓器があります。そのひとつである頭蓋骨のなかの脳が、人間のからだと行動のすべてに関係していることを、科学者がつきとめたのです。
さて、この「体力事典」シリーズの一巻『体力基礎知識』では、「そもそもたいりょくってなんだろう?」ということを学び、それがどんな影響をもたらすかを解説します。

【目次】
Q01 そもそも体力って、なんだろう?
Q02 どうして体力と気力は切りはなせないの?
Q03 子どもにとっての体力は、大人とちがう?
Q04 体力って、なにできまるの?
Q05 現代の子どもは体力が低下しているって、ほんと?
Q06 健康と体力は、どう関係しているの?
Q07 健康三原則って、なんだろう?
Q08 「早寝早起き朝ごはん」って、どういうこと?
Q09 脳科学者・川島隆太先生に聞く
 「早寝早起き朝こはん」は、なぜ大事?
 日本型食生活

【著者プロフィール】
宮崎義憲(みやざき・よしのり)
1947年1月2日、宮崎県生まれ。東京学芸大学教育学部教授。医学博士。専門は運動生理学、スポーツバイオメ力ニクス。
おもな著書に、『楽しい運動育児』(フレーベル館)、『健康とスポーツの科学』(不昧堂出版)、『宮崎教授のダイエット講座」(フィールドワイ)、『肩こり・首こりがみるみる消える100のコツ』(共著・主婦の友社)などがある。
ていねいな解説に定評があり、NHK「ためしてガッテン」などのテレビ番組への出演も多数。

こどもくらぶ
あそび・教育・福祉分野で、児童書を企画・編集し、毎年100タイトルほどの作品を発表。各方面から高く評価されている。

A4変判・32ページ
ISBN978-4-583-10284-9 C8375