目からウロコ! あなたの泳ぎが変わる!! 萩原智子 特選「ポイントレッスン」
背泳ぎ、個人メドレーを中心として、オリンピックほか数々の国際大会で活躍してきた萩原智子さんに「4泳法の実践的なテクニック」や「効果的な練習方法」などを教えていただきます。
“萩原流”の実に分かりやすい解説で、今までなかなかつかめなかったポイントも簡単にマスターできます。ぜひ、このページを読んでプールで実践してみてください。誰もが「なるほど!」と納得すること間違いなしです。
実演・解説●萩原智子(山梨学院大学カレッジスポーツセンター研究員)
取材・構成●八木陽子
写真●金城聖子
協力●山梨学院大学 シドニー記念水泳場
第11回:スタート*スタート台からの飛び込み その3
Practice3 プールサイドから体重移動
カカトを上げ、重心を後方から前方へ
体重移動の練習では、「前屈→カカトを上げ→身体の後ろ側にある重心を徐々に前方に移動させ、身体を落とす→“くの字”になって飛び込む」。お腹から水中に入るのではなく、手から。前屈状態のとき(スタート台)に、膝が伸びきっていれば自然と“くの字”で水中に飛び込んでいけます。プールサイドからこの練習を繰り返し行なえば、スムーズな体重移動が身に付くでしょう。


Practice4 いるかジャンプ
「手→頭→胴体→足」の順番で入水
スタート台から飛び込まなくても、プールに入りながら、いるかのようにジャンプをして入水していくことで、「手→頭→胴体→足」の順番で入水する感覚や、入水するときの角度、入水姿勢、水中姿勢など、スタートに関わるさまざまなパーツをマスターすることができます。それが、この「いるかジャンプ」です。日頃の練習に取り入れてみてはいかがでしょう?




ハギトモの「ひと言」
レース前しかスタートの練習をしないという人もいるかもしれません。でも、シーズンを通して練習をした方が良いと思います。ただし、必ず“水深の深いプール”で行なってください。また、危険な練習でもあるので、コーチや仲間が三人以上いるときなど状況も考慮し、一人では絶対に練習しないように!
なお、練習方法としては「プールサイドに座って前に伸ばした手でビート板を持ち、コーチや仲間が、そのビート板を引っ張る」というメニューもオススメ。座った姿勢から入水していく感覚を身に付けられます。ぜひ、参考にしてみてください。
スイマーズSWIMMERS 2007 WINTER掲載


スイミングマガジン