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スポーツコーチング
第1回 吉村式 驚異のピッチング上達法-1 ウィンドミル投法の短期習得法
今回ご紹介するウィンドミル投法は、腕を風車のように回して投げる投法です。ここでは、目で見て耳で聴くという、人間の五感である視覚、聴覚を効果的に用いながらウィンドミル投法を学習していきます。
講師 吉村正(よしむら・ただし)
昭和20年京都府宇治市に生まれ、5歳のときより兄の指導でソフトボールを始める。平安高校(野球部)を経て、早稲田大学卒業。現在、早稲田大学教授(健康科学)・評議員、ソフトボール部総監督、日本体育大学非常勤講師(野球・ソフトボール)。元ハワイ大学客員教授。
目で見て学ぶ、耳で聞いて学ぶ!
まず大切なことは視覚を通して学ぶことです。実際に上級者の投法を見ることで、よい投法のイメージを頭の中にインプットしていきます。次に聴覚を通して、よい投球の際に発生する音を聴いてみましょう。
ここでの音とは、投球の際に投げる側の腕の尺側筋と大腿筋が触れることで発生する音を意味します。
上級者のフォーム
シャドーピッチング
それでは、目で見て耳で聴いて学習してきたウィンドミルのエッセンスを、実際にシャドーピッチング中で実践してみます。
(1)気をつけの姿勢
(2)左足を真横に開きます
(3)グラブを持っている側の手を肩の高さに上げグラブのかいなを返します(手の甲が正面を向くように捻る)
(4)肩を中心にボール持っている側の腕をグルッと回します
(5)腕を振り下ろす際に尺側筋を大腿筋に当てます
全体を通しての動き
*注意する点
両足のつま先、両膝、腰、両肩を動かしてはいけません。ボールを持った腕だけを動かします。
次に少し肘を曲げて回してみましょう。肘を曲げた場合、ボールが手から飛び出してしまいそうになります。そこで今度は、実際に自分のグローブにボールを投げてみます。日常生活にはないこれらの動きを身につけるため、シャドーピッチングを徹底して行ってください。これが上達への近道となります。
肘を曲げたときの動き
グローブにボールを投げる動き
実際にボールを投げているときの動き
どうして尺側筋を当てるのか?
これには、2つのメリットがあります。ひとつは手首、肘が自由に使えるようになる点です。これによって変化球が投げやすくなります。
もうひとつのメリットは、振り子の原理を使える点です。腕を振り下ろした際に腕を当てることで、そこを支点にして肘から先の部分を楽に素早く振ることができるのです。
今回ご紹介したウィンドミル投法の短期習得法をさらに詳しく学習したい方には、VIDEO『目で見るソフトボールの決定版!』Vol.1をお勧めします。
次回は、バッティング指導の神様・荒川博氏のバッティング上達法をご紹介します。お楽しみに!
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