SAQトレーニングを始めよう!
はじめに
“SAQトレーニング”という言葉をご存知ですか、「SAQ」という言葉は、S・・・スピード、A・・・アジリティ(敏捷性)、Q・・・クイックネス(素早さ)の頭文字で構成されています。アジリティもクイックネスもスピードに関する要素ですから、簡単に言えば“スピード”を高めるトレーニングといってもいいでしょう。
しかし実際には、スピードといえども前述したようにアジリティやクイックネス的な要素も含むことになります。SAQトレーニングは、そんな3要素を高めるために考えられたトレーニングであり、今では、プロスポーツ選手だけでなくアマチュア選手でも広く行われるようになり、基礎的トレーニングとして重要視されるようになっています。
今回の連載では、ベースボール・マガジン社発行の書籍『SAQトレーニング』(日本SAQ協会監修)の中から、ミニハードルやラダーといった用具を使用する代表的なトレーニング方法を抜粋してご紹介していきます。
SAQトレーニングの目的、正しい知識、正確な動作の理解と実践が、トレーニングを効果的に行うための大前提ですが、今回の連載の目的は、SAQトレーニングが具体的にどんなものなのかを広く知ってもらうこと、そして皆さんの興味を喚起することに重点を置いています。
より詳しくSAQトレーニングを知りたい方には、日本SAQ協会が行っているセミナー等の受講や、今回の連載の抜粋元である『SAQトレーニング』の購入をお勧めします。
※今回の連載で紹介するトレーニングで使用している用具は、BBM@SHOPで購入可能です。
第1回:その場エクササイズとスピード
先に、Sはスピード、Aはアジリティ、Qはクイックネスと紹介しましたが、ここでは、もう少し詳しく説明を加えておきます。
・スピードはトップスピードを指しており、直線的な動きの場面で発揮されます。
・アジリティは素早い方向転換、前後左右への速い移動を指し、姿勢やバランスが重要になります。
・クイックネスは静止状態からの速い反応と動作を指し、最初の数歩をいかに無駄なくスムーズに加速するが重要になります(一定方向だけでなく全方向に対して)。
実は、これ以外にも「ダイナミック・フレキシビリティ(動的柔軟性)」と「体幹のスタビリティ」が3要素に劣らぬくらい重要であるとされています。今回は前者をご紹介していますが、後者についても、以降の連載の中でご紹介していく予定です。
ダイナミック・フレキシビリティのトレーニング
まずは、先に述べたダイナミック・フレキシビリティ(動的柔軟性)を高めるトレーニングをご紹介します。SAQトレーニングでは、このダイナミック・フレキシビリティ(動的柔軟性)を高めることが、3要素を高めるトレーニングを行う前提となっています。
その場エクササイズ
●足関節[トーアップ&ダウン]
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| 踵を地面から少し浮かせた状態で固定し、つま先を上下に動かす。底屈(つま先を下げる)と背屈(つま先を上げる)をできる限り大きく行う。 |
●足関節[トーサークル]
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| 踵を地面から浮かせた状態で固定し、つま先で大きく丸い円を描くように足首を回転させる。右回り、左回り、両方を行う(動きの方向をイメージしやすくするため→を入れてあります)。 |
スピードのトレーニング(ミニハードル使用)
●片足ハイニー[4拍子]
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| ミニハードルを3足長前後の間隔で7〜10台セットする(スペースに応じて臨機応変に)。左脚はハードルの外側に接地していき、右脚がハードルを越えながら進んでいく。「1、2、3、4」の4のところでアクセントをつけ、しっかり膝を引き上げてミニハードルを越えていく。脚を左右逆にして、ハードルの右側でも同じように行う。膝だけでなくつま先も引き上げるなど、正確な動作を意識しながら行う(移動の様子を分かりやすくするため、基準点として同一ハードルに▼マークを付けています)。 |
ミニハードルはBBM@SHOPで購入可能です。
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スポーツパフォーマンスが劇的に向上する SAQトレーニング ●監修:特定非営利活動法人・日本SAQ協会 ●定価:1,890円 |
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ミニハードル ●販売価格:3,150円 ●サイズ:幅47cm×高30cm |






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