タグラグビーの楽しみ方 簡単ルール編
第1回:タグラグビーに挑戦しよう!
タグラグビーの楽しみ方
華麗なパスや相手を一瞬にして抜き去るステップワークは、ラグビーの持つ醍醐味の1つ。加えて忘れてならないのがハードなタックル。ただ、ハードさゆえにケガも避けられず、そのあたりも最近の保護者には敬遠されるのか、特に小学生が始めるには敷居が高いことも確か。
タグラグビーは、そんなラグビーの醍醐味の1つタックルを、タグと呼ばれる帯状のリボンを奪うことで置き換えたもの。両腰につけたタグを奪われたプレヤーは、すみやかにボールをパスしなければなりません。もちろんラグビーですからボールを前にパスすることもできません。
今回、ラグビーのコンテンツとしてタグラグビーを取り上げたのは、難しいことは考えず、まずは楕円のボールに親しんでもらうことでラグビー持つ魅力に触れてもらいたかったため。実際にラグビーをプレーすることはちょっと……と考えている人も、タグラグビーなら比較的容易に始められるはず。
以下では簡単なルールや練習方法を紹介しています。遊びだって構いません。実際に楕円のボールに触れることで、今まで見えてこなかったプレーの難しさや魅力を感じられるはず。そこに終始するもよし、ステップアップして本物のラグビーに挑戦するもよし、まずは重い腰を上げてみましょう。
タグラグビーのルール
| 人数 | 1チーム5人×2人。腰の左右にタグを1本ずつ着ける。 |
|---|---|
| 試合時間 | 前半7分+後半7分(ハーフタイム1分) |
| 得点 | トライで1点。 |
| タグ! | 相手のタグを奪ったら「タグ!」と叫び、頭上にタグを上げる。 |
| パス | 自分より前にしてはいけない。真横へのパスはOK。 |
| 攻撃 | ボールキャリアーが相手インゴールに走り込み、ボールを両手で地面に置くとトライで1点。タグを2本ともつけたままの人でないとトライはできない。防御側の「タグ!」5回で攻撃権交代(最後にタグを取られた地点で相手ボールのフリーパスに)。 |
□タグを取られないようにタグを手で押さえることはできない。
□取られたタグを返してもらい腰につけるまでプレーできない。
□タグを取られた選手は前進するのをやめ、味方にパス。3歩以上動いたり、3秒以上ボールを持っていると、その地点で相手ボールに。
フリーパス:前後半の試合開始、ノックオン/スローフォワード/反則/タッチラインから出た場合、「タグ!」5回で攻撃権が交代したケースなどは、フリーパスでプレーが始まる。相手チームは5メートル下がる。
*フリーパスの基点/試合開始時=グラウンド中央。攻撃権の交代=5回目の「タグ!」の地点。タッチラインの外に出たら=その地点のラインの外。反則がインゴールまたはインゴールから5メートル以内で起きたら=ゴールラインから5メートルライン上。
おすすめ練習
準備運動としてのタグ取り
(1)両手を挙げてスタート。笛の合図で両手で両方のタグを取り、高く掲げて「タグ!」コール。再び付け直し、その場に座るまでの速さを競う。
目的:タグの感触に慣れる。
(2)2列に並びお互い向かい合う。右手(左手)で握手をする。この時、絶対に手を離さないように注意をする。笛の合図で相手のタグを取り合う。頭を下げての取り合いはやめさせる。
目的:動きのあるタグを取る。
(3)プレーヤーをコートの中に入れる。次に指導者が指令を出す。
*指令A(体を動かす)
1) 大きく手を振り歩く前進・後退
2) スキップ
3) ジャンプ
全員同じ動きが出来たら指令Bを出す。
*指令B(タグ取り)
1) タグの色
2) 男女
3) 服装(色、種類など)
4) 髪型
指令に該当するプレーヤーは逃げ、その他のプレーヤーは追いかける。この時指導者は「ぶつからない、転ばない」の注意を促す。
*慣れてきたら、「赤の女の子のタグ」など、指令を組み合わせる。
目的:身体を動かしながら、聞いたことを瞬時に考え、判断し、次の行動に移させる。
チーム戦タグ取り
- 10メートル四方のコートで行い、プレーヤーを4コーナーに分ける。
- 各チーム2〜3人がコート内に入り、タグを取り合う。
- タグを取られたら、コーナーに戻り、待機する仲間とタッチして交替する。
- 同じ場所に3秒以上立ち止まると反則となり、交替となる。
- 最後まで残ったチーム、もしくは取ったタグの数で勝敗を決める。
目的:1人で相手を追いかけることをせずに、2人以上で協力してタグを取る。
Who let the dogs out?(誰が犬を外ににがしたか?)
- 5〜6人を中央に残し、その他のプレーヤーは囲むように手をつなぎ大きな輪を作る。
- 輪を作るプレーヤーはつないだ手を大きく広げて、絶対に離さない。
- 中に入っているプレーヤーは、手をつないでいるスペースから外へ逃げる。この時、絶対に力ずくで出てはいけない。スピードとタイミングで逃げ出す。
- 守備側のプレーヤーは手をつないだ仲間とお互いのお尻をくっつけて防御する。絶対に肘や足を使わない。
目的:攻撃側はスペースに走り込むことを覚える。防御側は相手の走り込むスペースをなくす動きを覚える。

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