技の大辞典
第12回:サンボ その2
かつてソ連が、連邦内の各国・民族それぞれがもつ20種以上の組み格闘技を融合し、柔道など他国の格闘技のエッセンスも加え、つくり上げたのがサンボ。レスリングシューズにスパッツ、上半身にはジャケットという独特のスタイルは、ハイブリッド格闘技であることの象徴だ。
サンボの代名詞的な足関節技に絞ってここでは豊富なバリエーションを紹介するが、アシカン以外にも独自の発展を遂げた投げ・関節技が多い。最近では、それらが柔道をはじめとする“サンボの母たる格闘技”の世界で、逆に猛威を振るっていたりする。
アテネ五輪・柔道での旧ソ連各国の選手の活躍が、その最たる例だ。サンボの技は、格闘技としての魅力に溢れている。
アキレス絞め その2
燕返しアキレス
片足は相手の帯と並行にスネを当て、もう片足は伸ばしてシザーススイープを仕掛ける。相手がこれに耐えて片足を外に出した瞬間、奥襟を絞った手でコントロールしながら、内側に入れていた膝を開いて、逆側に跳ね上げる。このとき残った相手の足をアキレスに捉える。

両足カニバサミからのアキレス
相手の両足を結んだラインより、後ろに跳びながらカニバサミを行うのがポイント。

膝十字固め その1
河津返し式
足を河津で絡め、相手の腕を抱えながら下にもぐりこんだ後、膝をしっかり伸ばして足を跳ね上げる。すぐに足を取りやすいように自分で調整する。

河津外前転式
河津の足を外したとき、踵で相手の尾てい骨を蹴るように押し出し、すぐに膝をクラッチする。膝十字のときは足を手でつかむのではなく、胸前で抱え込むようにすること。


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