技の大辞典
第10回:日本拳法 その2
日本拳法は70年以上前に、古流柔術の流れを汲んで誕生した格闘技である。
顔面・胴への直接加撃に加え、投げ、倒れた相手への打撃、関節技が認められたこの競技、現存する競技の中では、最古の総合格闘技といっていいかもしれない。
抑え込んだ相手にヒザ蹴りを加えると“一本”になるとは、なんて実戦的なんだろう。それはまさしく、PRIDEでケビン・ランデルマンらが有効性を示した決め技ではないか!
きっと、半世紀以上前にこの格闘技を生み出した先人たちもまた、とことん実戦性にこだわったロマンチストだったのだろう。
伝統と現実性の兼備。日本拳法の技は、格闘技としての魅力に溢れている。
胴膝 → 投げ
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相手に組み付いてのヒザ蹴り(胴膝)。 |
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内股、払腰、大外刈りなど柔道同様に投げが認められる。組織によっては、強い投げが決まった場合、一本を取ることもある(投げ)。 |
胴膝→投げ→面踏み
言わずもがな。バンダレイ・シウバ真っ青の踏みつけである。
胴膝→投げ→抑え胴突き
投げた相手を制しての胴への突き。ヒザ蹴りを入れれば“抑え胴ヒザ”、踏みつければ“胴踏み”となる。倒れた相手の胴に打撃を入れる場合は、強く当ててもOK。
胴膝→投げ→抑え面突き
投げた相手を制して、顔面に突き入れる。倒れた相手の顔面・頭部に打撃を入れる場合は空撃(=寸止め)にするのが基本だが、実際に試合ではある程度の強さで当てても一本として認められる。
胴膝→投げ→抑え面ヒザ
投げた相手を抑え込んでの頭部ヒザ蹴り。PRIDEでグラウンド状態の相手に対するキック攻撃が認められるようになってから、よくみられるようになった攻撃と同じ形だ。



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