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PBAのテクニックを連写で分析 The Big Shot!

第9回:ロバート・スミス Robert Smith

1974年1月16日生まれ。カリフォルニア州出身。1998年PBA入り。世界最強のパワーボウラーで、初勝利の00年USオープン、02年ジャパンカップなどタイトルは6。05/06シーズンは賞金25位($73,635)、アベレージ12位(220.04)、ポイントランキング16位。183cm93kg。

解説●矢島純一(JPBA副会長/オークラボウルチェーン)
ロバート・スミス Robert Smith
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 現在、PBAの若手プロのうち、60〜70%がクランカーといっていいでしょう。その中で、象徴的な存在を選ぶとすれば、多くの人がロバート・スミスの名をあげると思います。それほど彼の一挙手一投足には、強いインパクトを感じます。
 音を立てながら回転し、激しくピンを弾き飛ばすボールのスピード、強烈な曲がりに感嘆を覚えた方も多いことでしょう。

 1〜3のアドレスは、ゆったりとした動き出しで、このどこに恐ろしいまでのパワーが秘められているのかと思うほどオーソドックスです。
 4〜6のプッシュアウェイも基本に忠実で、みなさんもすぐに参考にできるところでしょう。
 ダウンスイングからバックスイングに向かう7〜8が、彼のボウリングの核心といえる部分です。平均的な5歩助走のタイミングとは大きく異なり、3歩目の足が着地したとき、すでにボールはトップの近くに来ています。
 9〜10で、スイングはトップを迎えます。普通のボウラーより、頂点に達するのが早いのがおわかりいただけると思いますが、このタイミング作りが強烈なパワーを生み出す最大の要因です。
 フォワードスイングに向かう12〜13で、いち早くフィンガーをボールの下へと運ぶ動作は、高速回転の実現には欠かせない技術です。
 14〜15で右肘を軽く折りながら、リリースへと向かい、破壊力に富んだボールを放ちます。
 16のフォロースルーは、スムーズそのもの。12からの両膝の動きは柔軟で、フォームに上下動がほとんどない秀逸なフィニッシュです。

 握力、腕力など筋力に恵まれているロバートですが、力にまかせて投げているのではなく、とても基本に忠実に投げています。まさにPBAの真髄といっていいでしょう。

※文中の数字はMovieで流れる写真の順番です。

ボウリングマガジン2007年4月号掲載
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